こんにちは、かかです!
1歳を過ぎると離乳食は完了期(パクパク期)に突入し、大人と同じようなものが食べられるようになってきます。
歯の生え具合やお子さんの嗜好などで個人差はありますが、うちの場合は1歳を機に、大人の夜ごはんを取り分けて食べさせるようになりました。
本記事では、大人ごはんの取り分けを始めた当初の献立を和洋中1食分ずつ紹介します。
1歳娘のステータス
はじめに、1歳の娘について簡単に紹介します。
離乳食の進み具合
新規食材や量はステップ離乳食を参考に進めました。
特にアレルギーや食材の好き嫌いはないですが、形状が気に入らない(固い、大きい)とべーっと返却されます。
- 5ヶ月半離乳食開始
支えがありで座れるようになった頃に開始
食べるのに時間がかかり、目安量より少なめ - 9ヶ月3回食開始
おかゆ拒否と食べムラあり
おかゆに好きな食材を混ぜたり、お気に入りメニューのリピートで乗り切る - 11ヶ月おかゆ卒業
普通炊飯のごはんを食べられる
- 1歳〜大人ごはん取り分け
大人と同じおかずを食べる
食欲旺盛で保育園給食はおかわりの日が多い
歯の生え具合
生後半年頃に1本目の下の前歯がこんにち歯しました。
その後にょきにょきと増え、1歳を迎えた頃は6本(上下3本ずつ)の前歯が生えていました。
1歳の取り分けごはん3例〜レシピ付き〜
【和】鶏ごぼうの献立
煮物をほったらかしで煮込む間に副菜と汁物を作れちゃいます!
鶏ごぼう
○材料
・鶏もも肉 1枚
・にんじん 1本
・ごぼう 1/2本
・しいたけ 3個
・だし汁(水+だしの素でOK) 300ml
☆醤油 大2
☆砂糖、みりん 大1
☆生姜チューブ 1cm
○作り方
①ごぼうは皮を斜め薄切りにし、酢水につけてアク抜きをする
②鶏肉、にんじん、しいたけを1口大に切る
③ごま油で鶏肉を炒め、野菜、しいたけ、だし汁、☆1/3量を入れ、
野菜が柔らかくなるまで煮る →子ども用取り分け
④☆の残りを入れて煮立て、味がなじみ汁気がなくなってきたら完成!
仕上げに小ネギを散らせば見栄えもGood
ちくわとピーマンのきんぴら
○材料
・ちくわ 3本
・ピーマン 2個
☆いりごま 適量
☆醤油、酒、砂糖 大1
○作り方
①ちくわ、ピーマンを細切りにする
②耐熱容器に①、☆1/3量を入れて、電子レンジで3分加熱する →子ども用取り分け
③☆の残りを入れてさらにレンチン1分して完成!
ほうれん草と卵の味噌汁
○材料
・ほうれん草 3束
・卵 1個
・だし汁(水+だしの素でOK) 600ml
・味噌 適量
○作り方
①ほうれん草を3cmの長さに切る
②だし汁を沸騰させ、ほうれん草がくたっとするまで茹でる
③溶き卵を回し入れ、蓋をして卵にしっかり火を通す →子ども用取り分け
④味噌を溶かして完成! ※分量はご家庭のお味噌に合わせてください
⑤大人の濃さになった味噌汁を③のカップに少し注ぎ足す →子ども用取り分け
【洋】タコライスの献立
ごはんにかけるおかずなので、白ごはん拒否のお子さんにもおすすめ!
タコライス
○材料
・合挽き肉 200g
・玉ねぎ 1/2個
・にんじん 1/2本
・ナス 1/3本
・ピーマン 2個
・ミニトマト 5個(普通のトマト1/2個)
☆コンソメ 小1
☆カゴメトマトペースト 1袋
☆ケチャップ 大2
☆ウスターソース 大2
○作り方
①野菜を粗みじん切り(トマトは角切り)にする
②フライパンで合挽き肉を炒め、トマト以外の野菜を投入する
③少量の水と☆1/3を入れ、野菜が柔らかくなるまで弱火で火を通す →子ども用取り分け
④☆の残りを入れて汁気がなくなるまで煮詰める
⑤ご飯の上にタコミート、カットトマトを盛り付けて完成!
チーズやおんたまを
トッピングしても美味しいよ
ほうれん草とベーコンのソテー
○材料
・ほうれん草 4束
・ベーコン 3枚
・コーン(冷凍) 10g
・バター 10g
・醤油 大1
○作り方
①ほうれん草は3cmの長さ、ベーコンは5mm幅に切る
②フライパンにバター1/3量を溶かし、ベーコン、ほうれん草を炒める
③しんなりしたら、醤油少々で味付けする →子ども用取り分け
④バターと醤油を追加し、胡椒を多めにかけて完成!
野菜スープ
○材料
・玉ねぎ 1/2個
・にんじん 1/2本
・さつまいも 10cm
・ブロッコリー(冷凍) 4個
・水 600ml
・コンソメ 大1
○作り方
①野菜を5mm〜1cmの角切りにする
②水+コンソメ少しを火にかけ、野菜を投入する
③野菜(特ににんじん)が柔らかくなったらOK →子ども用取り分け
④残りのコンソメと塩胡椒で味を整えて完成!
【中華】麻婆豆腐の献立
辛味は一切ないので、小さいお子さんでも安心して召し上がれます。
麻婆豆腐
○材料
・豚ひき肉 200g
・豆腐 1丁
・ネギ 1本
・生姜、ニンニクチューブ 少し
・片栗粉 適量
☆鶏ガラスープ(水200ml+スープの素小1)
☆オイスターソース、砂糖 小1
☆味噌、酒、醤油 大1
○作り方
①ネギをみじん切りにし、ひき肉、ニンニク、生姜と炒める
②☆1/3を煮立てて子ども分を深めの耐熱皿に取り出す
③②に豆腐、水溶き片栗粉少しを入れて、電子レンジで30秒加熱する →子ども用取り分け
④☆の残りを入れて煮立たせ、豆腐をぐつぐつ煮て、水溶き片栗粉でとろみをつけて完成!
取り分け後に豆板醤、
最後にラー油、山椒で辛味をプラスすれば
大人も満足の仕上がりに!
コールスローサラダ
○材料
・キャベツ 3枚ほど
・にんじん 1/4本
・ハム 3枚
☆砂糖、酢 大1
☆マヨネーズ 小1
○作り方
①食材は全て超細切りにし、キャベツ・にんじんは塩もみして5分おく
②水気をきった野菜、ハム、☆1/3を和える →子ども用取り分け
③☆の残りを和えたら完成!
小松菜とわかめのスープ
○材料
・小松菜 2束
・乾燥わかめ 1掴み
・水 600ml
・ごま油 少々
☆鶏ガラスープの素、醤油 小1
○作り方
①わかめは水で戻し、小松菜は3cmの長さに切る
②水と☆1/3を火にかけ、小松菜とわかめを投入する
③小松菜が柔らかくなったら、ごま油で風味づけする →子ども用取り分け
④☆の残りと塩胡椒で味を整えて完成!
献立を考えるポイント
3つの食品群から最低1種類取り入れる
炭水化物(ごはん・パン)、タンパク質(肉・魚・豆腐)、ビタミン・ミネラル(野菜・果物)をとりあえず1種類ずつは入れるように意識しています。
完璧な栄養バランスを毎日続けるのは大変ですが、上記の目安で献立を考えれば、極端に偏りすぎることはないです。
野菜は不足しがちな上に、調理の過程で栄養が流失しやすいので、スープや味噌汁などに入れて、ゆで汁も一緒に食べるのがおすすめです。
1汁2菜を基本とする
主食(ごはんやパン)+おかず2品+汁物を組み合わせることが多いです。
おかずは、主菜にお肉や魚などのタンパク質を入れ、副菜は野菜を多めにするとバランスが取りやすいです。
オムライスやシチューなど主食と主菜が合体する料理の日は、季節の果物を追加したりしています。
取り分け時に気をつけること
味付けの調味料は大人の1/3
1歳児の味付けの目安は、大人の味付けの1/3の濃さとされています。
少なめの調味料で味付けして取り分けた後に、大人の分は調味料を追加すると作りやすいです。
スープ系は、大人用に味を整えた後に、お湯や出汁で薄める方法もおすすめです。
この場合は、胡椒など刺激のある調味料は後入れするように工夫するといいですね。
たまに外食に行ったりBFを食べると、味付けが濃いめだなあと感じることがよくありです。
極端に濃い味付けはおすすめできませんが、しっかり味の方がよく食べてくれる、ということもあるので、お子さんの様子に合わせて調整していくと良いと思います。
あまり神経質にならなくても
大丈夫よ!
噛み切れるやわらかさ、丸飲みしない大きさ
離乳食完了期とはいえ、やはりまだ噛む力・飲み込む力は発達段階です。
大人と同じものでも、追加加熱して柔らかくしたり、小さく切って食べやすくしてあげるなどの工夫が必要です。
特に、ミニトマト、ぶどう、豆類などの小さくて丸い食材は誤嚥の恐れがあるので、潰したり小さく切ってあげると安心です。
まとめ
1歳の取り分けごはんを和洋中の3パターンで紹介しました。
毎日献立を考えるのは本当に大変なので、ぜひ真似して作ってみてくださいね。
お子さんに合わせてアレンジいただいても素敵です。
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